ミノ・ボスカリーニは、息子のエットーレ、ウーゴ、フランチェスコ、娘のマリアローザの協力の下、21ゲージと45ゲージの2台の靴下専用編み機をトップスとしてのニット製品を編めるように改造、1958年ニットメーカー「マリエリア・ジェンマ」社を創立しました。45ゲージは今もなお世界で唯一存在する世界一の細さの糸を編める機械です。
その後、多くの困難に直面しながらも、イタリア国内最高峰の紡績メーカーや国内外の有名ファッション・ブランドとの共同製作、共同研究を行い、常に製品の改良、新製品の研究開発に取り組んでまいりました。
手工業工場としてスタート、年月とともにマーケットの発展を追随し、時代に合う企業理念に変革しながら、弊社は小さな一企業として成長してまいりました。その背景に社内に抱える熟練の職人達の存在は欠かせません。
今もなお、ほとんどの生産工程は50年以上前の創業時と同じ手作業工程で行っており、世界市場において最高レベルの品質を提供しています。現在は3代目ボスカリーニ家が伝統を引き継ぎながら、時代にあわせた革新的なアイディアを取り入れ、引き継いでいます。
本社はミラノ・マルペンサ国際空港から約5キロ、カスターノ・プリモ市のティチーノ公園内に位置しています。約2,000平方メートルの敷地内に65名のスタッフを擁し、最高級フル・ファッション*のニット製品の製造販売を行っています。弊社の機械設備は全て特別なリクエストに応じて製造された特注編機のみ、45ゲージ、33ゲージ、30ゲージのコットンマシーン、18ゲージの横編み機(但し通常の18ゲージよりもより細かい編み目を出すために全針20ゲージ用針に替えて、出来上がりは20ゲージ相当)、28~30ゲージのリンキング機を使用しています。
最高品質を保証するため、各製造過程におけるクオリティー・コントロール、編立、縫製、仕上げ、洗い、プレス、パッケージに至る全ての製造工程を自社内にて行っています。
お客様のリクエストによるサンプルやプロトタイプも社内にて行っており、本社ショールームにてサンプルをご覧いただけます。
*フルファッション:アームホール、脇などに中減らしを入れて、より体のラインに沿うように編まれたニット。
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